【さまよえるスコス展】 |
||||
■■■■■ 台割 ■■■■■ 台割は見ただけでページ、内容やレイアウトがわかるようになっています。空欄部分は未定もしくは、捨てページです。 台割では、編集者さんが作ってくれたページの空欄に具体的にレイアウトと内容を埋めていきます。そしてレイアウトや写真が固まると内容をタイプ入力します。台割は完成しては作り直し、また、製作途中で進路変更して修正して何度も何度も作り直しました。台割の未定部分はなかなか決まらない鬼門部分で、「設計」も「心」もコロコロと変わっていくので、編集さんも心配して何度も聞いてきます。その時私は、「頭の中にイメージがありまスｽﾞｽﾞｽﾞ」とウソ50％、本当50％のエセ超能力者みたいに真っ黒く、胡散臭くなります。  右から初期アイデアの「台割」。左は実際の編集者さんの力を得て作られた本作成の設計図の「台割」。比較すると最初のアイデアから実際の本は流れもテンポも大きく変わっています。 この本は最初、単色黒色、もしくは一部フルカラーでも大丈夫というお話でした。それだとカラーの商品や写真のイメージが出せないということで、無理をお願いして片面カラー、片面白黒という本のカタチとなりました。その当時はまだフルカラーの本はほとんど見たことがなかったので、片面カラーになって良かったねーとみんな大喜びしましたが、白黒面とカラー面が交互にやって来ますので、カラーページにはカラーが映えるものを、白黒ページにはモノトーンでも違和感がないようなものが来るようにレイアウトする必要がありました。ページは読み切りとは言え、本の流れと白黒の制限があるので、これらの調整が結構大変だった記憶があります。 ■さまよえるスコス展 ■さまよえるスコス展のイベント情報 |
 |
|||